全国初優勝を報告 ポミエ新体操クラブ 拍手で迎えられ市長表敬【長野県】
長野県飯田市を拠点に活動する「ポミエ新体操クラブ」が19日に長野市ホワイトリングで行われた新体操の全国中学校体育大会で県勢初優勝を果たし、28日に市役所に佐藤健市長と熊谷邦千加教育長を訪ねて報告した。市役所に入ると集まった職員に拍手で迎えられ、熊谷教育長から花束を受け取った。 選手は鼎中3年の小林若奈さん(14)、同3年の宮島舞さん(15)、喬木中2年の日比千優さん(13)、飯田東中1年の勝野彩夢さん(同)、鼎中1年の村澤心結さん(同)、同1年の多田浬子さん(12)。団体は28チームが出場し、26番目に登場したポミエは「ライオンキング」を主題にした音楽に合わせて表情豊かに踊り、2位の赤穂を0・05ポイント上回った。 この日、辻元望恵監督(31)は「メンバーがそろい、チャンスが巡ってきたと思える大会だった。全中大会は初めての経験で緊張もあったが、自分たちの演技をしっかりやり切ることに集中した」と振り返った。会場の大きな声援と拍手で送り出されたといい「会場中の応援も借りて最高の演技を披露することができた」と話した。 勝因について、小林さんは「ノーミスだけにこだわらずに、自分たちの作品を最後まで表現する意識で臨めた」と語った。 佐藤市長は「皆さんが日々の練習で続けてきたことの先に今回の優勝があったと思う」と述べ、努力の結果につかんだ栄冠をたたえた。