台湾本島や離島、各地で冷え込み 寒気団影響
(台北中央社)大陸からの寒気団の影響で、15日の台湾は各地で気温が低下した。中央気象署(気象庁)は、北部や中部、南部、離島の11県市で同日午前中、局地的に気温が10度以下になる可能性があるとして低温特報を発表し、寒さへの対策を呼びかけた。 低温特報は北部・新北市や桃園市などに「橙色信号」(非常に寒い)が、中部・台中市や南部・台南市などに「黄色信号」(寒い)が発表されたが、正午に解除された。 この日の午前中、台湾本島の平地で観測された最低気温は中部・南投県中寮の7.9度。新北市や中部・台中市、雲林県、彰化県、離島・金門県、連江県でも10度を下回る地点があった。 気象署は、16日には大陸からの寒気団の影響が弱まり、同日日中に気温が回復するとしている。 (張雄風/編集:田中宏樹)