ピクサーのピート・ドクター×宮崎駿の特別対談が実現、鈴木敏夫のラジオ番組で放送
映画「インサイド・ヘッド2」の公開にあたり、ピクサーのチーフ・クリエイティブ・オフィサーであるピート・ドクターと、スタジオジブリの宮崎駿による特別対談が実現。この模様が、ラジオ番組「鈴木敏夫のジブリ汗まみれ」にて本日8月4日と11日に放送されることがわかった。 【動画】多部未華子、マヂラブ村上らも声優として参加した「インサイド・ヘッド2」本予告 前作「インサイド・ヘッド」では、11歳の少女ライリーの“頭の中”に住むヨロコビ、カナシミ、イカリ、ムカムカ、ビビリという感情たちの物語が紡がれた。9年ぶりの新作にあたる「インサイド・ヘッド2」では、高校入学を控えたライリーの頭の中に、シンパイやハズカシといった“大人の感情たち”が現れる。ライリーは今までと違う自分に戸惑い、悩み葛藤していく。 「千と千尋の神隠し」ではピクサーが英語吹替の監修を担い、「トイ・ストーリー3」には「となりのトトロ」のトトロがカメオ出演するなど、深い交流のあるピクサーとジブリ。このたび「インサイド・ヘッド2」の来日プロモーションの際に、ドクターと同作の監督ケルシー・マンがスタジオジブリを訪問し、アニメーション制作にまつわる熱い議論を交わした。 対談では、テスト試写についての異なるスタンスを明かす場面が。テスト試写を繰り返し、さまざまな人の意見を取り入れるピクサーの制作手法について、ドクターが「飽きているときや画面に観入っているときを肌で感じられる。それを見ながらなるべく多くの方に響くように調整するのが僕らの責任」と話す一方、宮崎は「映画はお客さん全員が理解することは不可能です。責任を取るのは自分たちですから、そこにたまたまいた人に責任を預けるわけにはいきません」と持論を展開する。そのほかそれぞれの制作現場の裏側や作品に対する思いなどが語られた。なお「インサイド・ヘッド2」を鑑賞した鈴木敏夫のコメントは以下の通り。 「鈴木敏夫のジブリ汗まみれ」は23時からTOKYO FMをはじめとするJFN全国38局ネットでオンエア。放送後はポッドキャストにて配信される。「インサイド・ヘッド2」は全国で公開中。 ※宮崎駿の崎は立つ崎(たつさき)が正式表記 ■ 鈴木敏夫 コメント 思春期を迎えたライリー、 その頭の中は今、どうなっているのか? 75歳のおじいちゃんには勉強になりました。 (c)2024 Disney/Pixar. All Rights Reserved.