ソフトバンク、ドラフト6位右腕が初昇格 倉野投手コーチ「早く1軍の空気を知ってもらう」 後半戦での先発起用も視野に、まずはブルペン待機
◆日本生命セ・パ交流戦 DeNA―ソフトバンク(9日、横浜) ソフトバンクは9日、ドラフト6位ルーキーの大山凌投手(22)=東日本国際大=を出場選手登録した。プロ初昇格。 ■ながっ!これぞ美脚!! 試合前練習の周東佑京【写真】 身長179センチ、77キロの右腕はウエスタン・リーグに8試合登板し、3勝2敗で防御率2・93をマーク。4日にみずほペイペイドームで行われた同リーグ・中日戦で本拠地初先発し、7回(115球)3失点と好投していた。 倉野信次1軍投手コーチ兼ヘッドコーディネーターは「中継ぎの補充です。中継ぎもやっているので、ロングリリーフもできるし、急きょの先発もできる。ショートも当然できるという判断で呼んでいます」と説明した。 これで昨年のドラフトで即戦力として獲得した大学、社会人卒の投手は4人ともに1軍を経験。倉野コーチは「早めに(1軍を)経験させたいというのはあります。後半戦に(先発の)バックアップのメンバーにもなってくる。早く1軍の空気を知ってもらって、後半につなげる意図はあります」と話した。 将来的な先発起用も含めての昇格となったようだ。
西日本新聞社