【NFL】「親友」のQBジョーンズの降格に不満を抱くジャイアンツDTローレンス
ジャイアンツが2勝8敗と低迷する中、ジョーンズは否定的な報道や厳しい視線にさらされており、ここ最近ではそれが毎年のように繰り返されている状況だ。
それにもかかわらず、ローレンスはジョーンズの苦戦がチームの成績に直結しているという考えを、一部の批評家ほど単純には捉えていない。
火曜日、ローレンスは「チームが試合に負けるのであって、1人の選手が負けるわけじゃない。それを理解すべきだと思う」と語った。
そうした中で、ローレンスは驚くべきことに新たにQB1となったトミー・デヴィートやバックアップのドリュー・ロックに次ぐ3番手QBにジョーンズを降格させることを完全に理解することができないようだ。
ローレンスは自身の混乱について「彼らの真意が分からないからね」と話している。
「俺たちはコーチ陣のことも、彼らが目指している場所や目指せると考えている場所についても信じていると思うし、そうすべきだ。無邪気でいなきゃいけない。余計なことを考え始めると、それがプレーにも影響する。分かるだろ? 無邪気でい続けて、プロセスを信じなきゃいけない」
そのプロセスは、ブライアン・ダボールHC(ヘッドコーチ)とジョー・シェーンGMの下で1シーズンの間はうまくいった。ダボールHCは就任初年度にジョーンズにキャリア最高の成績を収めさせ、ジョーンズとローレンスを初めてかつ唯一のプレーオフ進出に導いた。しかし、プレーオフでフィラデルフィア・イーグルスに敗れて2022年シーズンが終了した後、ジャイアンツの成績はこれまでに8勝19敗となっている。
そのような時期には、難しい決断を下す必要がある。少なくともローレンスはそう考え、ヘッドコーチの立場にも共感している。しかし、今回の動きによってジャイアンツが試合に勝つ可能性が高まるとは決して考えていないようだ。
「(ダボールHCは)難しい決断だったと言っていた」とローレンスは火曜日に語っている。