村上宗隆が通算200号まであと3「押し込めた」 今季達成で92年清原和博の史上最年少記録更新
◆JERA セ・リーグ 巨人0―4ヤクルト(1日・東京ドーム) 会心の当たりではなかったものの、ヤクルト・村上の打球は左翼フェンスを越えた。3―0の3回2死、4球目の直球を捉えた2試合ぶりの6号ソロ。「少し詰まりましたが、押し込むことが出来ました」。2球目の後にタイムを取ってグリップの位置を下げる修正が奏功した。このアーチで通算200号にあと3本。今季のうちに節目に到達すれば、92年の清原和博(西武=24歳10か月)の記録を更新する史上最年少(24歳3か月)となる。 4月29日のカード初戦で同学年の増田が移籍後初昇格。初安打を放った際には自分のことのように大喜びした。ファーム暮らしが続いている時も「どう調子は? まだ上がって来ないの?」「早く一緒にやりたいな」などと、小まめにLINEのメッセージを送り、共闘を待ちわびていた。 2年ぶりに東京Dでのスイープを決め、借金は2。「上を目指して頑張っていきたい」。心優しき主砲が、上位へと押し上げる。 (長井 毅)
報知新聞社