<忍たま乱太郎>13年ぶり劇場版アニメ 「ドクタケ忍者隊最強の軍師」12月公開 ビジュアルに土井先生
阪口さんは「小説を書いたきっかけは、尼子先生と当時の編集氏が居並ぶ宴席で、私が『小説書いてみたいんですけど』と言い出したことで、お二人はその戯言を快くお引き受けくださいました。今回の映画化で、(原稿が遅れてご迷惑をかけた)お二人に、少しでも恩返しができたのであれば良いのですが。幸いにも良い評判を得たようで、この度、亜細亜堂で藤森監督の手により映像化される運びとなりました。藤森監督は、一体どんな戦闘シーンを作ってくれるのでしょうか。すでに自分の仕事パートは終わり、気分は一般観客。今からワクワクしています」と話している。
藤森監督は「13年ぶりの乱太郎です。出戻りにとってなかなか手ごわい作品でして、膨大な歴史考証、お約束、キャラ関係を再勉強中です。ただ、今の自分に監督オファーが来た意図を考えますに、けっして過去作と同じようなフィルムを作ってほしいわけではなかろうと。その辺り、存分にアクセルを踏み込んでいく心積もりですので、今までにない忍たま乱太郎、ぜひ楽しみにお待ちください」とコメントを寄せている。
「忍たま乱太郎」は、尼子さんのマンガ「落第忍者乱太郎」が原作。一流の忍者を目指して忍術学園に入学した忍者のたまごたちが巻き起こすドタバタ劇。原作は、1986年4月に朝日小学生新聞で連載をスタート。2019年10月に約33年の連載に幕を下ろした。テレビアニメは、1993年に放送を開始した。第32シリーズが4月からNHK・Eテレで放送される。