奥田民生×マカロニえんぴつ・はっとりが「旅先で出会った忘れられないグルメ」
奥田民生とマカロニえんぴつのはっとりが、旅先での思い出などについて語り合った。 2人が登場したのは、J-WAVEで放送された番組『BLUE IN GREEN』(ナビゲーター:甲斐まりか)で放送中の期間限定プロジェクト「MUSIC TRAVELERS」。JR西日本エリアの旅の情報を、音楽を通じて盛り上げる。ここでは、12月2日(土)のオンエアをテキストで紹介。
札幌で食べた「カニ」に衝撃
まずは奥田とはっとりが「旅先で出会った忘れられないグルメ」について語った。 奥田:デビューするかしないかぐらいのタイミングで、北海道にキャンペーンみたいなので行って。まだ若いし、いろいろなものを食べたことがないじゃないですか。そうしたら、いまはもうないけど、当時ソニーの営業所が札幌にあって。そこで、ハナサキガニってわかる? はっとり:わからないです。 奥田:めちゃめちゃ真っ赤で、イガイガのトゲがあるみたいな感じで、俺も初めて見たわけ。そのデカいのが、店じゃなくて営業所に届いて、そこでみんなでむしって食ったのがめちゃめちゃおいしくて。 はっとり:若手時代でおいしいものもあまりまだ食べてなかったころだと、特に。 奥田:それで「営業所って、そんな感じなの?」みたいな(笑)。「『カニをもらったよ』って、みんなで食うの」って? 東京の営業所とえらく違うなみたいな、それもショックでした。「いいな」って。 はっとり:ゆるさがね(笑)。僕が特に衝撃だったのが、神戸の「老祥記」の豚まん。メチャクチャおいしかったです。ユーミン(松任谷由実)さんが欠かさずそこに買いに行くって。 奥田:ユーミンって各地のメシ、すごいよね。 はっとり:お詳しいんですよね。おいしかったです。
旅の荷物は徐々に少なくなる?
ツアーなどで日本各地を訪れている2人に「旅の荷物のまとめ方」について訊いた。 奥田:少なくすればまとまるから、俺はあまり持って行かないようにしてる。 はっとり:少なそうですね。 奥田:まあ、YO-KINGほどじゃないですけどね。 はっとり:YO-KINGさん少ないんだ。 奥田:あの人は「手ぶらで行く」というのを使命にしていて。本当は無理なのに、無理やりでも手ぶらで行かなきゃいけない人になったから。 はっとり:あとに引けなくなっちゃった(笑)。 奥田:そうなのよ。「あれ? カバン持ってる」と言われたら困るから、いつも手ぶらで。僕はそこまでじゃないですけど、まあどんどん減りますよ。 はっとり:そうなっていくんですね。まあ面倒くさいですもんね。あと僕は旅先でものを失くしたりしちゃうんです。このあいだも腰に敷く腰当みたいなのをホテルの部屋に忘れちゃって。 奥田:そういうのも持ち歩くんだね。 はっとり:だから減らしていこうかなと、最近ちょうど思っていました。民生さんはカバンですか? キャリーとか。 奥田:コロコロも使いますよ。ただ、俺はコロナの時期は部屋(にいること)が増えたけど、寝るだけみたいなときが多かったので、荷物もそんなに開けないから。 はっとり:開けることすらしない。 奥田:開けた表面のパンツだけ出すみたいなやり方。 はっとり:漫画本を持ち歩いたりする人も減りましたよね。いまは小説も漫画もネットで読めちゃうので。 奥田:確かにね。でも、漫画本持ち歩く人いるの(笑)? はっとり:けっこう昔は本1冊、漫画1冊持って行っていました。でも結局読まないことに気づくんですよ。 奥田:いまは携帯1個で済むから、そういう意味では減ったんじゃないですか。昔は確かに小さい液晶のゲーム機とか、ああいうのを持ってたね。 はっとり:PSP(PlayStation Portable)とか? 奥田:PCエンジンのなんちゃらが出たばかりのときに、それをずっとツアー中にやってたのよ。ゲームボーイとPCエンジン。懐かしい。 はっとり:民生さんゲーマーですもんね。 奥田:昔はね。