京都は神戸の猛攻をしのぎ7試合ぶりの勝ち点3 決勝ゴールの原「勢いに乗れる」
◇明治安田J1リーグ第10節 京都1-0神戸(2024年4月27日 ノエビアスタジアム) 京都は耐え抜いて、3月9日・川崎F戦以来7試合ぶりの勝ち点3を手にした。 王者・神戸に6倍近い29本のシュートを浴びながら、GK具聖潤クソンユンのPKストップを含めて全員で体を張って失点を防いだ。後半10分にCKからFW原太智が挙げたヘディング弾によるリードを守り切った。 リーグ戦でチーム479分ぶりの得点を叩き込んだ原は「苦しい時こそ(味方の)目を見て戦おうと意識した。嫌な守り方、積極的な守り方ができていた。だから守りきれた。強いチームに勝って勢いに乗れる」と充実感をにじませた。 今季は“史上最高で最強のサンガ”を合い言葉に戦う。チョウ貴裁(キジェ)監督は「勝てないことで“口だけじゃねぇか”という空気を感じる中、選手がはね返してくれた」と称え、今後の巻き返しを期した。