マツタケをジェラートに とよおかマルシェが豊作受け2年ぶり販売【長野県豊丘村】
長野県豊丘村の道の駅南信州とよおかマルシェは、村の特産品のマツタケを使った「松茸ジェラート」の販売を開始した。バニラ味がベースで、塩とブラックペッパーをアクセントに使用。食べると口の中にマツタケの香りと味わいが広がる商品となっている。 「村ならではの食材を、村ならではの食べ方で提供したい」と2021年に開発し、原料のマツタケが十分に確保できる豊作の年にだけ販売している。不作だった昨年は販売できなかった。 規格外に近いマツタケを使用。煮込んだ後ミキサーで粉砕し、高森町の信州市田酪農の牛乳を使ったベースに混ぜて製造する。同道の駅によると、販売当初から好評で、昨年も多くの問い合わせがあった。 片桐明駅長は「日頃の感謝を込めて、他のジェラートと同じ値段で提供している。この機会に、村の特産品の一風変わった味わいを楽しんでもらいたい」と呼び掛けている。販売期間はマツタケの収穫量によるものの、11月初旬までを予定している。