「ギアーズ」新作『Gears of War: E-Day』では日本語吹き替えが復活か Steamのストアページ表記から噂に
「ギアーズ」新作『Gears of War: E-Day』では日本語吹き替えが復活か Steamのストアページ表記から噂に
「Gears of War」シリーズの最新作『Gears of War: E-Day』では日本語吹き替えが復活するかもしれない。Steamのストアページでは日本語音声の欄にチェックマークが付いていいる。このことから、日本語吹き替えが復活するのではないかと噂になっている。公開されたトレーラーは英語版のみでそもそもセリフがないものの、製品版では日本語吹き替えになる可能性がありそうだ。 「Gears of War: E-Day」画像・動画ギャラリー IGN JAPANではこの件について、国内Xboxの広報担当者に確認中だ。 『Gears of War: E-Day』ではシリーズの主人公と言えるマーカス・フェニックスの視点で、敵勢力「ローカスト」の侵攻が始まった日「エマージェンス デー」(E-Day)の出来事を描いていく。上記トレーラーでは、相棒のドムことドミニク・サンチャゴも登場する。 「Gears of War」シリーズはXbox 360時代の初期作品のみ、日本語吹き替えローカライズになっていた。この日本語吹き替えは好評だったが、Xbox One/PCで発売された『Gears of War 4』以降のシリーズは日本語字幕でのローカライズになっている。IGN JAPANの『Gears 5』のレビューにおいても、「日本語吹き替えがない」点は短所として挙げられていた。 初期シリーズを遊んだ人なら、廣田行生の吹き替えによるマーカス・フェニックスの日本語ボイスが印象に残っているだろう。今回は前日譚ということで、相棒のドムも登場する(過去作においてドムの吹き替えは髙階俊嗣が担当していた)。もし、本当に日本語吹き替えローカライズになるとして、過去の吹き替え声優陣が復活するかどうかはわからない。それでも過去の日本語吹き替えが好評だっただけに、声優陣の再集結が望まれているのは間違いないだろう。 Xboxファンサイト&Podcast;「ハコイチバ」のイベントにて、廣田行生が日本語吹き替えがなくなってしまっていた『Gears of War 4』のシーンをアテレコしたこともあった。ファンからはそれだけ、日本語吹き替えの復活が望まれているシリーズなのだ。 Xbox Wireによると、『Gears of War: E-Day』では初代『Gears of War』から14年前を舞台にしている。惑星セラに初めてローカストが出現したときの出来事を描いている。新作ではローカストを単なる敵でなく、生きた悪夢のようなものとして描かれているようだ。実際トレーラーでは、ローカストのなかでもザコ兵士にあたる「ドローン」にマーカスが苦労している様子である。 新作のストーリー設定としては戦場で死んだドムの兄・カルロスを通じて、マーカスとドムがつながっていくという。どうやら、チェーンソーが付いたランサーアサルトライフルのオリジンも描かれるようだ。 なお、シリーズは『Gears 5』のストーリーで完結していたわけではなかった。開発チームは『Gears of War 4』と『Gears 5』で新たに語られた物語に満足しているそうだが、それらのストーリーを放棄しているわけではないそうだ。ただし、アイコニックなオリジンストーリーとなるE-Dayの存在は無視できないほど大きかったようで、今回は続きではなくこの前日譚が語られることになったようだ。今後の作品で『Gears 5』以降のストーリーが語られる可能性も残されていることになる。なお、『Gears of War: E-Day』はスピンオフ作品ではなく、メインラインシリーズの1作になるという。
重田雄一
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