B3徳島ガンバロウズ、速攻で連勝狙う 21・22日、東京八王子ビートレインズ戦
男子バスケットボールBリーグ3部で9位の徳島ガンバロウズは21、22の両日、徳島市のとくぎんトモニアリーナで14位の八王子と第13節を戦う。公式戦は8日以来約2週間ぶり。ベリー監督は「リセットできた。それが効果を表すのではないか」と自信たっぷり。昨季4戦4勝と相性のいい相手に2連勝し、後半戦への弾みにしたい。 徳島ガンバロウズ応援【3カ月連続】企画第1弾 【有料会員限定】選手サイングッズなどプレゼント 八王子の攻撃の中心はセンターのドブラス。43歳のベテランながら209センチの体格を生かし、インサイドから得点を量産する。ボール運びと3点シュート力に優れるSFサリバンとの連係には警戒が必要だ。2018年から19―20シーズンまで八王子でプレーした塚本主将は「外国籍選手はドーソン(徳島)と似ている。そこをしっかり抑える」と意気込む。 徳島はこの2週間、本来の速い展開に重点を置いた。18日に松茂町で行った練習でも速攻時の連係を確認。指揮官は八王子対策をしながらも、「積極的にアップテンポでプレーをすることが大事」と強調する。 鍵を握るのが新加入のPFマーティン。リバウンドから攻撃のリズムをつくれるか。加入後すぐの香川戦では、うまく連係できない場面もあったというマーティンは「この2週間は、しっかり戦術を学ぶ期間となった。チームに溶け込めている」と手応えを口にする。 最下位への敗戦や、試合後半の失速で10勝12敗と負けが先行する徳島。最下位三重に敗れたときに危機感のなさを指摘したPGアディリは「今では上位香川に負けても悔しさがある。チーム状態はいい。下位相手だが、今節の勝敗は今後に影響する。2連勝しないといけない」と力を込めた。 試合開始は21日が午後3時、22日が午後1時。