相沢選手、走る魅力伝授 福島県須賀川市で記念杯藤沼湖駅伝
第3回相沢晃記念杯藤沼湖駅伝競走大会は29日、福島県須賀川市長沼の藤沼湖自然公園で開催された。東京五輪陸上男子1万メートル代表の相沢晃選手(須賀川市出身、旭化成)が参加者とともに藤沼湖のほとりを駆け抜け、走ることの魅力を伝えた。 地元出身のオリンピアンの活躍を記念するとともに、地域のスポーツ振興が目的。実行委と、相沢選手と同じ学法石川高出身の田母神一喜さんが代表を務める合同会社「ⅢF(スリーエフ)」の主催、市などの共催。年代別などで分けた5部門に63チームが参加した。 ランニングクリニックを催し、相沢選手が練習前のウオーミングアップ方法を実践したり、質問に答えたりした。相沢選手は速く走る秘訣(ひけつ)に、たくさん食べて寝ることや継続して練習することを挙げた。「楽しく走ることが大切。いろいろな挑戦をしてほしい」と呼びかけた。