ATMから1・8億円着服、元警備員に懲役7年を求刑…検察「オンラインカジノの賭け金を得る目的」
三重県内の金融機関の現金自動預け払い機(ATM)から昨年12月~今年1月、現金計約1億8000万円を着服、盗んだとして、業務上横領と窃盗の罪に問われた津市、元警備員不殿翔太被告(23)の公判が4日、津地裁四日市支部(鵜飼祐充裁判官)であった。検察側は懲役7年を求刑し、弁護側は情状酌量を求めて結審した。判決は22日。
検察側は論告で「オンラインカジノの賭け金を得る目的で犯行に及び、動機は自己中心的かつ身勝手」と主張。弁護側は、被告が被害弁償を誓っているなどとして寛大な判決を求めた。