若葉竜也×伊勢谷友介×山下リオ×ジン・デヨンが演技を語る 『ペナルティループ』特別映像
3月22日に公開される若葉竜也主演映画『ペナルティループ』の特別映像が公開された。 【写真】『ペナルティループ』場面カット(複数あり) 本作は、『人数の町』の荒木伸二監督がオリジナル脚本で描くタイムループサスペンス。主人公の青年・岩森役で若葉が主演を務めるほか、繰り返し復讐される敵・溝口役で伊勢谷友介、岩森の恋人・唯役で山下リオ、謎の男役でジン・デヨンが出演する。 公開された特別映像では、若葉、伊勢谷、山下、ジン・デヨンの4人が一堂に会した座談会の様子と、そこで話題に挙がった本編映像が映し出されている。若葉と伊勢谷は撮影を重ねるうちに徐々に打ち解け、演技についてたびたび相談がなされていたと明かし、約2年ぶりに映画の撮影現場に入った伊勢谷が驚いたエピソードが語られた。 4回目のループシーンで溝口(伊勢谷友介)が喫煙室でコーヒーに毒が入っているのではと疑い、岩森(若葉竜也)にそのコーヒーを渡す場面。若葉が「(コーヒーを)渡されたとき、どんな表情をすればいいですかね?」と相談すると、伊勢谷はその単刀直入な質問に驚きつつも「“無”でいいんじゃない?」と返したそう。すると伊勢谷の言う通り、若葉はそのまま無表情の演技を見せ、OKカットになってしまい衝撃を受けたという。「“無”です。全部無くしてみたんです、何も。だから本当に“無”(の表情)だと思います」と若葉が明かすと、「“無”だとごまかしているようにも焦っているようにも見えるかもしれないし、ある種、良いのかなと思ったら、そのまんまやったから(笑)。そのまんまOK出たから!」と当時は驚愕したと笑って振り返った。 特別映像では、比較映像として逆に“無”の表情をみせない<LOOP1>の同じ喫煙室での本編シーンも映し出されている。 さらに、伊勢谷と荒木監督が登壇する映画公開記念舞台挨拶の実施が、池袋シネマ・ロサにて行われる3月30日13時の回上映終了後に行われることが決定。チケットは池袋シネマ・ロサの公式サイトでオンライン販売される予定だ。
リアルサウンド編集部