【阪神】首位・広島3連戦のキーマンは才木投手 「いい意味で能天気。30日の“いやな負け”は関係なく自分のピッチングに集中できる」と前監督の矢野氏は指摘
才木投手は「いい意味で“勘違い”できる」
―――7月2日~4日は広島との試合です。現在、首位の広島を4ゲーム差で4位の阪神が追っています。この3連戦のキーマンは「才木浩人投手」だと? 「30日の試合は、いやな試合だったでしょう。才木はたぶん関係ないと思うんですよ。関係なく自分のピッチングに集中できる。いい意味で、能天気なんですよ、才木。あんなんがあったから俺が勝たしてやるよとか、あんなんがあったから俺が流れ変えてやるよって思えるピッチャーなので、僕は才木がキーマンじゃないかなと思いました。対戦相手もね、森下(暢仁投手)って結構いいピッチャーなので、そんなに点取れないと思うんですよ 。だから才木の頑張りが必要になってくるかなと思いますし、やってくれると思います」 ―――いやな流れというのは、次の試合に登板するピッチャーは引きずってしまうものなのでしょうか? 「やっぱりね、感じちゃうんですよ。でも才木はそんなの関係ないと思います。『俺がやってやる』とか、いい意味で“勘違い”できるんですよ、才木は。そういう能力が高いので、こういうときこそっていうふうに思っていると思いますね。状態もめちゃくちゃいいので、大丈夫だと思います」 ―――佐藤輝明選手の状態はいかがですか? 「良くなってますね。バッティングが目立ってますけど、守備も30日にいいプレーがあったんですよ。そういうところではテルも上がってきているかなと思います」 (2024年7月1日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」より)