扉が自然と開く家も…『リニア工事』約7年ストップの静岡工区で“一歩前進”も岐阜ではトラブル続く
静岡県は、これまで認めてこなかった県内のトンネル工事を巡り、地質や湧水の状況を調べる「先進ボーリング調査」について、調査を認めたことをJR東海に報告しました。
川勝前知事が環境への影響に懸念があるとして、工事スタートに待ったをかけ続けていたことなどから、静岡工区の工事はおよそ7年間ストップしています。この区間の工事が始まれば、リニア建設に向けて一歩前進とも言えます。 大村秀章愛知県知事: 「大きな前進ではないかと。一番大事なのは、地元の皆さんの理解を得ながら進んでいくということ」
相次ぐトラブルで、リニアの開業はまだまだ見通せません。 街の人: 「静岡の知事が代わったので、何か動きあるかなという感じで期待はしています」 別の人: 「期待し過ぎると、また延期・延期で『あー』となりそうなので。地域の方と話し合って、もっと円滑に進んでいければいいかなと思います」