青学大・太田蒼生 初マラソン衝撃Vの国学院大・平林清澄は「刺激になった」 記録更新へ意欲「それ以上いける」
今年1月の第100回箱根駅伝を制した青学大が9日、グランドプリンスホテル新高輪で優勝祝勝会を行った。3区区間賞で優勝の立役者となった太田蒼生(3年)は「今年こそはマラソンにチャレンジしたい」と抱負を語った。 欠場した2月末の大阪マラソンでは、初マラソンの平林清澄(21)=国学院大=が2時間6分18秒で優勝し、初マラソン日本記録と日本学生記録を共に塗り替え、話題になった。これには「すごく良い走りをしたと思うし、刺激になった。今後のモチベーションにしたい」と称賛しつつ、「僕はそれ以上いけると思っている」と闘志ものぞかせた。 マラソンへ挑戦した際の目標は「レース展開によっても変わると思う」としながら、「優勝を目指して、タイムはできるだけ日本記録に近い、もしくは超えるような走りがしたい。タイムより優勝を優先して頑張っていきたい」と話した。 また、大学ラストシーズンの駅伝へは、「三大駅伝全部走ったことがないので、出雲は絶対に出場したいですし、全日本は去年の7区でうまく走れなかった悔しさを晴らしたい。箱根駅伝は区間新記録を目指したい」と意気込んだ。今後は4月の上海ハーフマラソンへの出走を予定している