【オークス】桜花賞馬・ステレンボッシュの牝馬2冠か レジェンド・武豊騎乗スウィープフィートの雪辱か?勢いに乗る“3歳乙女”も
今週末5月19日(日)に牝馬3冠レースの第2戦、オークス・GIが東京競馬場(芝2400m)で行われる。 【画像】武豊騎手「4500勝達成」からの2週連続”祝杯”なるか? 3歳の“オンナ馬”のみが出走できる「生涯一度の舞台」に、世代を代表する18頭が挑む。 2022年のスターズオンアース、2023年のリバティアイランドと2年連続で2冠牝馬(桜花賞とオークスを制覇)が誕生しているが、果たして今年は。
連対率100% ステレンボッシュ2冠へ
史上18頭目の牝馬2冠達成を狙うのはステレンボッシュ。 前走の桜花賞・GIでは2歳女王のアスコリピチェーノを退け、牝馬1冠目を奪取。今後が楽しみになる走りを見せた。 【★桜花賞 ステレンボッシュ最後の直線】 ステレンボッシュを管理するのは“牝馬の国枝”とも称されるほど、数々の名牝を育て上げた国枝栄調教師(69)。 過去の管理馬には、日本競馬史上最多の芝でのGI9勝を挙げたアーモンドアイ、牝馬3冠を達成したアパパネなど、競馬界に名を残す名牝が多い。 国枝調教師はステレンボッシュについて「(アーモンドアイ、アパパネの時と比べて)ここまでは同じくらい順調に来ています。能力的には十分良いものがあると思うので、期待に応えたい」と、力強く語った。 国枝厩舎から今年も、後世に名を残す名牝が生まれるのか。 その主役の手綱を取るのは、今回が初コンビとなる戸崎圭太騎手(43)。 今年のクラシック戦線では皐月賞・GIでジャスティンミラノを勝利に導き、迎える5月26日の日本ダービー・GIを前に、もう一つ大仕事が託された。 ――1週前追い切り騎乗して やはり良い馬だなと。フットワークのバネも良いですし、筋肉の質も良さを感じました。 ――オークスの2400mは ベストかは分からないですけど(相手は)同世代ですし、問題ないと思っています。 ――意気込みを このような素晴らしい馬に巡り会えたことを幸せに思いますし、この感謝の気持ちを結果で応えられるように頑張りたいと思います。 桜花賞でステレンボッシュに騎乗したJ.モレイラ騎手はレース後のインタビューで「(桜花賞の1600mから)距離が延びても問題ないと思います。これくらいの能力を持った馬だと、これからも非常に楽しみです」と答えている。 ステレンボッシュが距離の延長を物ともせず、2023年の勝ち馬で後に3冠牝馬となったリバティアイランドに続くことができるのか、注目だ。