重度障害者や医療的ケア児がモデルになり、ヘアメイクした姿を披露するイベントが大分市で開かれました。 【写真を見る】重度障害者や医療的ケア児が“モデル”としてデビュー　ヘアメイクショー開催　大分 このヘアメイクショーは長年、重度障害児の看護に携わってきた長野美幸さんが初めて開催しました。3歳から32歳まで14人がモデルとして参加し、大分市にある美容室の協力で髪に造花を飾り付けたり、ヘアカラーを付けたりしてもらいました。イベントのテーマ「彩」にちなんで色を利用して個性が輝くように仕上げました。 （長野美幸さん）「お化粧が変わったりネイルをしてみたりするだけで気分が上がると思うんですよね。その経験をみんなと同じようにしてほしい」 本番ではヘアメイクを施したモデルが次々に登場。中には子どもの兄弟が一緒にステージを歩く姿も見られ、会場を盛り上げました。客席の保護者からはおしゃれをしたわが子に心温まる声援や拍手が送られました。 （保護者）「なかなかメイクとかする機会がなくって兄弟で参加ができてとても楽しくていい思い出になりました」 主催した長野さんは今後も障害者が様々な体験ができるイベントを企画したいと話しています。