弾道ミサイル迎撃システム「天弓2」（韓国軍提供）＝（聯合ニュース）≪転載・転用禁止≫

【ブリュッセル聯合ニュース】スウェーデンのストックホルム国際平和研究所（SIPRI）が2日発表した世界の防衛産業に関する報告書によると、2023年の売上高上位100社に韓国からハンファグループ（24位）、韓国航空宇宙産業（KAI、56位）、LIGネクスワン（76位）、現代ロテム（87位）の4社がランクインした。ハンファグループは前年の42位から18ランク順位を上げた。4社の売上高は前年比39％増加の110億ドル（約1兆6500億円）で、伸び率はロシア（40％）に続き世界2位となった。 　 　また、4社の合計は上位100社に入った日本企業5社の合計（100億ドル）を上回った。 　報告書は「韓国と日本の売上高が急増したのは域内の脅威拡大に伴う軍備増強を反映している」とし、「韓国企業はウクライナ戦争と関連して欧州内の需要を取り込むなど国際武器市場でシェアを高めている」と分析した。 　100社の売上高の合計に占める韓国企業の割合は1．7％で、ドイツと並び世界8位だった。