[写真]=三島大輔

　日本代表は20日、FIFAワールドカップ26アジア2次予選兼AFCアジアカップサウジアラビア2027予選・朝鮮民主主義人民共和国（北朝鮮）代表戦に向け、国立競技場で最終調整を行った。 　南野拓実は「簡単な試合ではないと思います。個人的にはアンダー世代で一度北朝鮮に負けて悔しい思いをしているので、リベンジという意味合いもあります。アジアカップで負けた後の初戦、ホームで僕らの強さだったり、アジアカップを終えてどういうリアクションを取るのかを見せないといけない」と意気込んだ。 　アジアカップではロングボールを主体としたスタイルに苦戦し、北朝鮮も同様の“日本対策”に打って出る可能性がある。「愚直にロングボールやフィジカル勝負をしてくる相手に対して、チームとしてどう対戦するのか。明日もそうやってくるかもしれないので、そこはうまく対応したい」とコメント。3月はホーム＆アウェイの連戦となるが「まずは初戦。決勝戦のつもりで臨むことが大事」と一戦必勝を誓った。 　また今回の活動では前田大然の髪型も大きな話題となっている。前田は“スキンヘッド卒業”の理由について「（娘が）そろそろ坊主が嫌みたいな感じで言っていて。さすがに娘には嫌われたくないので、娘の言うことを聞いておこうかなと思った」と明かしており、理想の髪型については「代表の集合写真を見せたら（娘が）南野拓実を指さした（笑）」と話している。前田は20日の公式練習に金髪姿で登場し、南野も「ビックリしました（笑）」とコメント。「髪が長くても似合うと思うので、僕より長くなるのが楽しみ。それぐらいになったら、僕から大然にヘアバンドをプレゼントします！」と約束した。 　日本代表は3月に北朝鮮との2連戦に臨み、21日（木）はホーム国立競技場にて19時20分キックオフ。26日（火）は平壌の金日成競技場にて17時キックオフを予定している。