ドジャース・グラスノー 大谷翔平の今季2本目の援護弾に「素晴らしい。サンキュー、ショウヘイ」
◇ナ・リーグ ドジャース10―0メッツ(2024年4月21日 ロサンゼルス) ドジャースの大谷翔平投手(29)は21日(日本時間22日)、本拠でのメッツ戦に「2番・DH」で先発。第2打席で今季5号を放ち、松井秀喜氏を抜いて日本選手最多を更新するメジャー通算176号をマークした。10―0の8回に今季初めて代打を送られて途中交代したが、3試合ぶりの1試合2安打で打率.368とし、打率メジャートップと大谷のバットが火を吹いた。試合は10―0でドジャースが勝利し、連敗を3で止めた。 【動画】大谷翔平 ゴジラ超え176号!ひまわりの種シャワーで祝福される エース右腕タイラー・グラスノーは今季最長の8回を投げ、7安打を浴びながら10三振を奪って無失点投球。10点リードの8回は2死満塁のピンチを招いたが、最後は三振に仕留めて雄たけびを上げた。両リーグ最多4勝(1敗)を挙げた右腕は「投球はできる限り一貫性を保つように努めており、あまり余計なことを考えないようにしている。きょうは投球リズムと効率性を意識した。攻撃だけでなく守備も素晴らしく良い試合だった。長い回を投げるために球数の管理は気を付けている。リラックスして投げることも大事」と振り返った。 また、自身の登板試合で大谷が2本目の援護弾を放ったことに「素晴らしい。彼はもっといろいろな記録を打ち立てていくと思う。サンキュー、ショウヘイ。感謝します」と笑顔で話した。 グラスノーは昨年12月、大谷から「君のために本塁打を打つ」とビデオメッセージを受け取りレイズからの移籍を受け入れた。3月12日のジャイアンツとのオープン戦でも大谷が本塁打し、公式戦では大谷のドジャース1号が生まれた4日のジャイアンツ戦でもグラスノーが6回4安打3失点で2勝目を挙げており「最高の気分だ。これからたくさん打つだろう翔平の本塁打の最初の1本の日に登板できてうれしい」と話していた。