田代まさしさん娘「父の名は隠して生きてきた」 アイドルデビューかけパフォーマンス披露
格闘家・朝倉未来が発起人のアイドルオーディション番組『Dark Idol』ABEMAがついにスタート。#1、#2には、元タレントの田代まさしさんの娘、田代コナツがアイドルデビューをかけて登場した。 【写真】田代まさしさん娘、父親の持ち歌を披露! この番組は、挫折や葛藤をもつ女性のセカンドチャンスを応援し、女性が人生を自らの手で変える瞬間を見届ける、“アイドル”の概念を覆す新しいかたちのアイドルオーディション番組。歌唱指導に紅白出場歌手のAI、『FRUITS ZIPPER』が所属するASOBISYSTEMが全面協力し、朝倉未来が「正直に生き、同性に好かれるアイドル」のデビューまでを見守る。 20日配信の#1、#2では、審査員の朝倉、元AKB48・総監督の横山由依、音楽プロデューサー兼作曲家の松隈ケンタ、ダンサー兼振付師の周平と、会場に集まったアイドルファン150名が第一印象のみで40名のデビュー候補生をランク付けする「ファーストランキング」からスタート。審査員4名と150名のアイドルファンが候補生たちの第一印象を各10点満点で採点し、ランキングを決定。その後、“ランキング上位vsランキング下位”で、1対1の歌唱・ダンス・フリーアピールによるパフォーマンスバトルを行う1st ステージ「タイマンバトル」を実施した。 ランキング1位の青山舞莉、18位の橋本萌花らが、次のステージへの進出を決める中、ランキング12位のメリーは、韓国のアイドル練習生詐欺で100万円を奪われた過去を持つランキング29位の緒方心菜と対決。「クォーターで物心ついたときからいじめを受けていた」と明かすメリーは、4人の兄弟と祖父の看病をする母のため、キャバクラで働き仕送りを続けていたものの、1月に兄を亡くし、失意のどん底に。「自分と同じように人生は不公平だと思っている人たちに希望とか勇気与えるために東京に出てきた」「下向いてたらアカンなと思った」とオーディションにかける思いを語っていたが、歌唱・ダンスの評価で惜しくも緒方に敗れ脱落が決定。バトル後、メリーは「兄が亡くなってから生きがいはオーディションのために頑張ることでした」「自分を信じて頑張りたいし、これからも頑張り続けないといけない。やっぱり夢は諦めたくない」と涙ながらに語った。 また、歌舞伎町のキャバクラ嬢として出会った客と恋愛関係になり、仕事をせずにお酒、タバコも毎日の堕落した生活を送っていた結果、「だらしない身体になってしまった」とざんげしたランキング38位の亀井翠。筋トレとボディメイクに励み、3ヵ月で12kgの減量に成功した亀井は「こんな私でも変われたので、憧れてもらえるようなアイドルになりたい」とオーディションに挑んだが、ランキング3位の前垣さらに敗れ、脱落が決定。フリーアピールで「ボディメイクが趣味で自慢の部位は引き締まったハムストリング」「なんのキャリアもなく気づいたらアラサー。第2の人生を賭けて『Dark Idol』に応募しました。応援してください! パワー!」と自己紹介していた亀井に、審査員で唯一、票を入れていた朝倉は、「面白かったです。キャラがいいですね」「僕事務所やってるのでぜひ」とスカウト。まさかの展開で会場を沸かせていた。 そして、元タレントの田代まさしさんの娘で、「周りの目が怖くて父の名は隠して生きてきたけど、もう自分に嘘はつきたくない」「いろんな過去があっても頑張る姿を見てパワーを与えられたらいい」と語る、ランキング33位の田代コナツは、歌唱でデスボイスを披露、ダンスでは父・まさしさんが所属していたコーラスグループ・ラッツ&スターの「め組のひと」をパフォーマンスし、会場を驚かせた。フリーアピールでは、「今年、母を亡くしました。最後の最後まで母は私を笑わせてくれて、笑顔を届けてくれる素敵な母でした。私も母のような強く優しい、笑顔を与えられるような人になりたい」と笑顔で語り、観客から声援が送られたが、ランキング8位の一条カオリに敗れ脱落という結果に。最後に「私にとってはここからが新しい自分のスタート」とコメントした田代に会場からは拍手が送られた。 そのほか、デビュー目前で落選してしまったアイドルグループ・AKB48の元研究生だった間宮かよや、アイドルグループ・WHITE SCORPIONの最終審査でメンバー入りを逃した池ノ上りんらがタイマンバトルに挑戦。果たして、勝ち残ったのは…? 『Dark Idol』はABEMAにて配信中。