スアレスが4失点で防御率2.01に悪化も首位 今永昇太の10失点もあり防御率1点台がメジャーで『0人』に
◇MLB タイガース 4-1 フィリーズ(日本時間26日、コメリカ・パーク) メジャートップタイの今季10勝を誇るフィリーズのレンジャー・スアレス投手が6回4失点で2敗目を喫し、防御率は試合前の1.75から2.01に悪化しました。 【画像】炎上に悔しい表情を見せる今永昇太投手 スアレス投手は初回から140キロ台中盤のシンカーを中心に、打たせて取るピッチングで無失点に抑えます。 しかし5回、ノーアウトで3者連続ヒットを浴び、満塁のピンチを迎えると、マシュー・ビアーリング選手のショートゴロの間に3塁ランナーがホームに生還し先制点を許します。 なおも1アウト2・3塁のピンチで、アンディ・イバネス選手からセンターへの2点タイムリーヒットを放たれ3点差。さらにその後2アウト3塁でライリー・グリーン選手にタイムリー3ベースヒットを浴び、今季自身ワーストの1イニング4失点となりました。 6回はヒットでランナーを出されながらも、空振り三振とセカンドゴロのダブルプレーで抑えたスアレス投手。6回88球を投げ、9被安打、4奪三振、4失点を記録。防御率は依然メジャートップですが、2.01に低下。味方の援護もなく、今季2敗目を喫しました。 また22日のメッツ戦で3回0/3で10失点をマークした今永昇太投手も防御率は2.96に悪化しており、現在メジャーで防御率1点台は0人になりました(規定投球回到達)。