W杯日本代表が帰国会見(全文1)私は46日間。選手のロシアへの思いは強かった
長谷部主将:無関心が一番怖い。またこのW杯で関心集められた
長谷部:こんにちは。今、田嶋会長そして西野監督からほとんど述べていただいたので、選手を代表して本当に日本中の方々にはわざわざ現地まで足を運んでくださったサポーターの方、方々、そして日本で多くの方が応援してくださっている様子も選手たちの耳に本当に届いていました。本日も空港で多くの方が出迎えてくれて、本当に選手冥利に尽きると思います。本当に素晴らしいサポートをありがとうございました。 今回、今回のワールドカップを通じて大会前はあまり僕たちは期待されていなかったと思うんですけど、やはり無関心という部分がやはり僕個人的には一番怖いと思っていて。またこのワールドカップで日本の皆さまの関心を集められたと思うので、また引き続き日本の皆さまには日本サッカー界、代表だけじゃなくてJリーグ、海外でプレーする選手、女子、いろんなカテゴリーありますけど、全ての日本サッカー界、関心を持っていただき、ときには温かく、ときには厳しいサポートをお願いしたいなと思います。本当に素晴らしいサポートをありがとうございました。 司会:はい。それでは代表質問をいくつかお受けしたいと思います。よろしくお願いいたします。
Q:成田空港で多くのサポーターが出迎えてくれたが?
テレビ朝日:代表質問をさせていただきます。テレビ朝日です。よろしくお願いします。まずはワールドカップお疲れさまでした。西野監督と長谷部選手に伺います。先ほど成田空港到着されて、多くのファン、サポーターが出迎えてくれたと思います。この多くのファン、サポーターからの歓迎を受けた今の率直な感想を聞かせていただければなと思います。 西野:代表チームが海外で大会を終えて帰ってきます。これはサッカーだけではなくて個人的なスポーツもそうですけれども、やはり成果を上げた中で、やはり国民にそのスポーツ、その競技の素晴らしさ、たくさんの方に感動や喜びを与えられた、そういう選手たちを迎えてくれる。そういう瞬間っていうのは他のスポーツを見ても感じるところですし、スポーツほどそういう感動を与えられるものはないなと思います。で、われわれももちろん日本を出るときにワールドカップで強いチャレンジをして、成果を上げて戻れれば、ああいう歓迎を受けられるんだろうなという思いもありましたし、必ずそういう期待に応えたいなという思いでチャレンジをしていきました。 ただ、やはり今日たくさんの方に出迎えられましたけれど、本当に十分なそういう大きな成果を上げてきたわけでもないとは思います。ワールドカップの厳しいところも皆さんご存じの上でこうやって迎えてくれたんだと思いますけれども、本当に最大の最高のチャレンジを出し尽くした選手たちの姿がおそらくロシアにあったと思うんですよね。結果だけではないその戦いぶり、そういうところを皆さんに伝わって、今日、空港に来られた方だけではないと思うんですけれども、多くの方にそういう部分は何か伝えられたのかなとは思います。 先ほども言いましたけれども、そういうもっと高みの目標というのを、サッカー界は50年に優勝するということも掲げている。そういう中で1ページ、何か次につながる、次の大きなワールドカップ、下のカテゴリーの世界へのそういう1ページになったかどうか。半ページぐらいを占めていた、今回のチーム力を出し切った、そういう気持ちがあるので、私は素直に半分申し訳ないと思いながらも、本当に今日の出迎えに対してはありがたいと思いますし、本当に心から感謝したいと思いますし、次への、本当、力と思いたいところもあります。本当にうれしい限りです。 長谷部:大丈夫ですか。僕も選手として。出発時、もちろん時間とかもありましたけど、そのときに比べて帰国したときには本当にたくさんの方に出迎えていただいて本当にうれしく思いますし、やはりこの熱気というか、やはり次に、次の日本代表チームにつなげていってほしいなと思います。