ヒューマン TBS・山本恵里伽アナ、笑いとシリアス〝二トーク流〟で爆走中「タガ外れました」 爆笑問題とはぶっつけ本番勝負「たくさんのこと学んでいます」
地元の熊本・済々黌高では放送部に所属。日本赤十字社の取材などをきっかけに報道を志した。入社後の取材で難しかった現場を聞くと、22年10月の発生直後に急行した韓国ソウルの繁華街、梨泰院の雑踏事故をあげた。
「遺留品が置かれた体育館には血や泥にまみれたミニスカートや学生証、ハロウィーンの仮装のかつらなどが無数に並んでいて…。数日前までたくさんの若い命がそこにあったんだとリアルに感じて中継ではショックで言葉が全部飛んでしまった」と振り返った。
幼少時は吉本新喜劇に親しむなどお笑い好きで、「自分が面白いとは1ミリも思いませんが、自分の話で笑い声が聞こえると、『よっしゃ!』と思う」と笑顔。日本酒や焼酎が好きという一面もあり、「友人と一緒にゆっくり時間を過ごしたり、サイゼ(リヤ)でひとり飲みもします」とリフレッシュする一方、「番組のスタッフさんと飲むと仕事の話でついつい熱くなることもあり…。私、バランスがよくないんですよ」と恐縮した。
今後については「報道とラジオは並行で続けたいですが、今はTBSの山本恵里伽としての仕事に向き合うことに精いっぱい」と即答。最後はオンエアを聴き直す作業と同様、この日話した内容を振り返り、「私のヒューマン(人柄)は大丈夫でした?」と確認して笑いを誘いつつ、「取材を受けて話すうちに、初めて気付く自分の感情というのもありますね」と喜んでいた。
★夜型から朝型に転身…女優転身は?
4月に「報道特集」のキャスターに就任後、生活リズムは約5年続いた「news23」の深夜型から、「今は取材の出張が多く、朝の早起きが増えました」と明かした。「日曜サンデー」ではニュースコーナーも担当し、「『報道特集』のオンエアで時間の都合で話せなかったことを伝えることもあります」と説明。21日公開の女優、草笛光子(90)の主演映画「九十歳。何がめでたい」(前田哲監督)に記者役で出演するが、女優転身については「何を聞くんですか~本当にもう…」と〝完全否定〟した。