重さ100トンの橋桁が出現! 景観守りつつ水害に強い橋を目指す 豪雨災害で流出した「坂本橋」の復旧工事 熊本・八代市
熊本放送
2020年7月の豪雨で流失し、復旧が進む八代市坂本町(さかもとまち)の坂本橋に新しい橋桁を架ける工事が始まりました。 【写真を見る】重さ100トンの橋桁が出現! 景観守りつつ水害に強い橋を目指す 豪雨災害で流出した「坂本橋」の復旧工事 熊本・八代市 大阪から運び込まれた巨大なクレーンに吊るされているのは、新たに設置される橋桁です。 長33メートル、幅11メートル、重さ100トンを超える橋桁。クレーンで所定の場所まで運ばれ、最後は作業員がロープを使い慎重に位置を調整します。橋桁の移動は40分ほどで終了しました。 新たな坂本橋の全長は156メートル。球磨川が2020年7月の豪雨で増水した時の水位になっても被害が出ないように、以前の坂本橋よりも高い位置に架け替えられます。 ただ、橋の色や形など、見た目は流失前の坂本橋の名残を残すということです。 今後は約2週間かけて全体の半分まで橋が架けられ、残り半分も来年春ごろまでには架けられる予定ですが、通行できるようになる時期はまだ決まっていません。
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