2023年12月に惜しまれつつも閉園した小田原動物園。その歴史を振り返る展示が小田原城天守閣で開かれています。 市制10周年の1950年に小田原城址公園に開園した小田原動物園。 最盛期にはインドゾウのウメ子をはじめ哺乳類や鳥類などおよそ70種330点の動物を展示していました。 しかし、小田原城本丸跡が国指定の史跡となって以降動物園は縮小。 そして、2023年12月に最後まで残ったニホンザルが引き取られ、70年以上の歴史に幕を下ろしました。 特別展では、動物園の歴史や飼育された動物を紹介するほか、繁殖や野生動物の保護・種の保存など園が担ってきた功績も紹介しその歩みを振り返る内容になっているということです。 （小田原城総合管理事務所清水　蔵所長） 「小田原市民にとっては小田原動物園はかなり親しんだ人もいると思う。 今回は懐かしい展示になっていると思うので、ぜひ来てほしい。」 この特別展は11月4日まで開かれています。