思わず2度見しちゃう!2本足で歩くパンダやオートバイを乗り回すパンダ サーカス公演の舞台裏にあった関係者の熱意
中国のパンダを日本全国へ生放送
パンダとKTNとの縁はその後も続いた。KTNは1983年にパンダの本場・中国の上海動物園から生中継を行った。 41年前、現地でリポートを担当した元KTNアナウンサーの浦里さんに当時の状況を聞いた。 元KTNアナウンサー 浦里和弘さん:パンダを生で見たのは初めてだった。日本ではガラス越しで展示物としてみるが(上海動物園は)ガラス越しではない。フィルターがない状態で見ることは生きているものをそのまま見ている感じ。実際にパンダに触らせてもらった。やわらかいフワフワしているイメージだったが、ごわごわだった 中国のパンダの映像は現地のテレビ局とKTNがタッグを組み、日本で生放送。衛星中継の先駆けだった。 元KTNアナウンサー 浦里和弘さん:今は頻繁にどこでもやっているが当時衛星中継自体が珍しかった。長崎のローカル局と大きな上海のテレビ局が一緒になって中継をするのは面白かった。そういう意味では貴重な経験だった パンダブームとともに曲芸パンダが一世を風靡した1980年代。その後、動物愛護の観点からパンダの芸を見ることはできなくなった。しかしパンダは今も昔も人々の心を掴んで離さない存在であることに変わりはない。 現在、日本では飼育数が限られているためパンダに会える動物園は上野動物園と和歌山県のアドベンチャーワールドの2カ所だけとなっている(2024年6月12日現在) (テレビ長崎)
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