世界5位メドベージェフ撃破、デ ミノー 苦手の全仏OPで初の8強<男子テニス>
全仏オープン
テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は3日に男子シングルス4回戦が行われ、第11シードのA・デ ミノー(オーストラリア)が第5シードのD・メドベージェフを4-6, 6-2, 6-1, 6-3の逆転で破り、初のベスト8進出を果たした。 【動画】驚異のスピード!デ ミノーが見せた異次元の守備力 25歳で世界ランク11位のデ ミノーはこれまで同大会に過去7度出場するも1度も2回戦を突破したことがなく、同大会はグランドスラムの中で最も相性の悪い大会となっていた。 しかし、今大会では1回戦で世界ランク60位のA・ミケルセン(アメリカ)、2回戦で同64位のJ・ムナル(スペイン)を下し初めて3回戦に進出。3回戦では同41位のJ・シュトルフ(ドイツ)を破り16強入りを果たした。 世界ランク5位のメドベージェフとの顔合わせとなった4回戦、デ ミノーは第1セットを落としたものの、第2セットでは17本のウィナーを決めるなどし、1セットオールに追いつく。 第3セット、デ ミノーはファーストサービス時に88パーセントの確率でポイントを獲得しメドベージェフにブレークポイントを与えず、リターンゲームでは2度のブレークを奪い、セットカウント2-1と逆転に成功する。 第4セット、両者1度ずつブレークを奪い合い迎えた第7ゲーム、ブレークポイントを握ったデ ミノーはフォアハンドのウィナーを決めこのセット2度目のブレークに成功。さらにデ ミノーは第9ゲームでもブレークを奪い、2時間49分で初のベスト8進出を決めた。 勝利したデ ミノーは準々決勝で第4シードのA・ズベレフ(ドイツ)と第13シードのH・ルーネ(デンマーク)の勝者と対戦する。
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