「今回は届いてなかったので」期日前投票前回選の半分以下に 短期決戦ならではの影響【衆院選2024】
静岡放送
衆院選の投開票まであと5日。静岡県の選挙管理委員会は期日前投票の中間状況について、前回の衆院選の同じ時期と比べて半数以下に留まっていると発表しました。その背景には、短期決戦ならではの影響があるようです。 【写真を見る】「今回は届いてなかったので」期日前投票前回選の半分以下に 短期決戦ならではの影響【衆院選2024】 <坂口将也記者> 「こちら静岡市役所にある期日前投票の投票所です。多く有権者らが投票に訪れています」 10月16日から始まった衆院選の期日前投票。県の選挙管理委員会によりますと、20日までの5日間で期日前投票を行った人は14万9243人で、3年前に行われた前回の衆院選の同じ時期に比べて、半数以下に留まっているということです。 ※2021年同じ時期:31万1025人 静岡市の担当者は、期日前の投票率が伸び悩んでいる原因について、短期決戦ゆえの準備時間の少なさが影響していると話します。 <静岡市選挙管理委員会 梅田しおり参与兼次長> 「やはり(投票所の)入場券が届いていないというのが一番大きな要因だと思っている」 解散から公示までの期間が短く、多くの地域で投票所入場券の郵送が間に合わなかったと言います。 <有権者> Q. 入場券はいつ頃届いた? 「日曜日だったかな、今週の。1週間ほど遅れたかなって感じ」 <有権者> 「(初日に)いつもは大体来るんですけど、今回はちょっと届いてなかったので遅くなりましたね」 投票所の入場券がなくても身分証明書があれば投票はできます。 静岡市では、10月22日から期日前投票所の設置場所が増えていて、投票率アップに期待を込めます。 <静岡市選挙管理委員会 梅田しおり参与兼次長> 「やはり投票・選挙は日本の未来を決めるものなので、せっかくある投票権ですので、投票に行っていただきたいと思う」 異例の状況でスタートした今回の衆院選は10月27日に投開票を迎えます。
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