阪神・岩貞祐太は現状維持の1億円 「来年やらなければキャリアとして終わり」 藤川監督も叱咤激励
阪神・岩貞祐太投手(33)が22日、西宮市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、3年契約3年目の来季に向けて、現状維持の年俸1億円でサインした。 「今年は評価もなにもないくらい、何もしていない。来年やらなければキャリアとして終わりを迎えてくることになると思うので。危機感を持ちながら来年に向けて、しっかり準備して取り組んでいきたい」 今季はコンディション不良などで1軍登板は2試合にとどまり、0勝1敗、防御率5・40。2014年にドラフト1位で入団し、11年目のシーズンは自己ワーストの成績だった。 現役時代をともにした藤川監督からは叱咤激励を受けた。目標は1軍に定着し、セットアッパーとしてチームの勝利に貢献すること。「年齢的にまだまだ老け込む年齢ではないと。来年(9月で)34歳になるが、キャリアハイを目指す思いでいかないと。(藤川監督の)そういう言葉をしっかり受け止めてやっていきたい」と復活への思いを口にした。