神戸地区の有志が散策マップなどつくる 館山(千葉県)
館山市神戸地区の有志でつくる「神戸の魅力発見隊」(鈴木保会長)は、同地区の歴史や魅力を知ってもらおうと、スポットごとの情報をまとめたウオーキングマップをつくり、地区内11カ所にそれぞれの案内などを読み取れる二次元バーコード看板を設置した。 IoT技術を利用し、訪れた人たちに地区の歴史や魅力を伝える仕組みづくりを目的に活動する同団体。令和4、5年度の市民協働支援事業に採択されている。 同地区南部を中心につくられたマップには、安房神社、小塚大師などの寺社仏閣や、犬石青年館、館山野鳥の森など11のスポットが記されており、全てを巡ると約6キロのコースとなっている。各スポットに設置した二次元バーコードを読み込むと、その場所にまつわる歴史や案内などを豊富な写真と解説で知ることができる。 犬石青年館では、犬石という地名の伝説を紹介。同青年館の敷地内に置かれた犬の石像や、伝説に関連する同市浜田の船越鉈切神社、犬石神社などを写真で説明している。
同団体は「まだまだ知らない地域の魅力を、ウオーキングを通して楽しみながら体感してもらえたら」と話している。ウオーキングマップは=二次元バーコード=から見ることができる。 問い合わせは、同団体の鈴木ひとみさん(090―5422―4303)へ。