“なぁぜなぁぜ”のきっかけ FRUITS ZIPPER 流行を生み出すこだわりのフレーズ作り
日テレNEWS NNN
SNSで大流行した『なぁぜなぁぜ』が生まれるきっかけとなったフレーズ「なぁになぁに」を披露する7人組アイドルグループ・FRUITS ZIPPERにインタビュー。ステージで流行フレーズを作り出す上でのこだわりなどを語ってもらいました。 FRUITS ZIPPERは元々、アイドルや俳優、モデル、タレントとして活動していた個性豊かなメンバー7人で構成され、「原宿から世界へ」をコンセプトに2022年にメジャーデビュー。セカンドシングル「わたしの一番かわいいところ」はTikTokを中心にSNSで流行するなど、中高生を中心に支持されています。
■今年は『なぁぜなぁぜ』誕生のきっかけ「なぁになぁに」が大バズリ
SNSで身近な疑問や不満を共有するときに使われるなど、若者を中心に今年、流行した『なぁぜなぁぜ』という言葉。実はFRUITS ZIPPERが今年2月にリリースした楽曲『ハピチョコ』のワンフレーズ「なぁになぁに」から進化して生まれた言葉だといいます。このフレーズを歌っているのがミントグリーン担当の櫻井優衣さんです。 ――「なぁになぁに」の歌い方やしぐさにこだわりはあるのでしょうか? 櫻井優衣:ミュージックビデオの時は、今の歌い方がまだ完成されていなくて、もう少しリズムや音程にのった、本当に歌みたいな感じだったけど、ライブをやっていくうちにセリフっぽい感じで、問いかける感じの方がかわいいのかなと考えるようになって、その対象がひとりに見える感覚になるフレーズにできたらいいなって。お客さんによって(表情を)変える、笑顔を待っているみたいな顔をしていたら「笑顔にしよう」とか、もう少しあざとくやってほしいみたいな顔で待っていたら「あざとくやろう」とか、その時の感覚で決めています。 ――「なぁになぁに」から生まれた「なぁぜなぁぜ」の広がりを見て、どのように感じていましたか? 月足天音:すごくうれしい気持ちが多くて、色々なところでこの言葉を聞くことが増えて、よく街中やお店の中でも、「なぁぜなぁぜ」と言っている人がいらっしゃって、「今のは!」って思ったりします。「なぁぜなぁぜ」から「なぁになぁに」で優衣ちゃんのところにたどり着いて、そこでFRUITS ZIPPERのことを知ってくださる方も多いと思います。 松本かれん:中学生の弟がいるんですけど、友達や学校でもみんな知っているって言っていました。だから、子供もみんな知っているんだなって思いました。 ――最近疑問に思っていることを「なぁぜなぁぜ」を使って教えてください。 早瀬ノエル:私ドイツと日本のハーフなんです。それを誰かに話すと、何言ってるのか絶対に分からないのに、ドイツ語を話したがらせるのは、なぁぜなぁぜ? 「ハーフなの?じゃあちょっと何かしゃべってよ」みたいな。 ――ちなみに「なぁぜなぁぜ」をドイツ語にすると? 早瀬:バゴンバゴン…? 全然かわいくないです(笑)