ジェームズ・ボンドのゲーム「Project 007」の開発は順調 若きボンドを描くオリジナルストーリーでゲーマーのためのボンドになる

ジェームズ・ボンドのオリジンを描くゲーム「Project 007」の開発は、驚くほど順調（amazingly well）だそうだ。スタジオは近日中にゲームの詳細を発表する予定だという。ゲームを開発するIO Interactiveのボスであるハカン・アブラクがIGN USに語った。 IO Interactiveはスキンヘッドのエージェントが活躍するステルスゲーム「ヒットマン」シリーズで知られる。アブラクは20年以上にもわたってエージェント・ファンタジー（「ヒットマン」のこと）を作ってきたことに言及。その経験からいくつかノウハウを得たとのことで、「ヒットマン」の制作経験が「Project 007」にも活かされるようだ。 そして、同氏は「Project 007」について「同社のオリジナルIPではない初めてのゲーム」になることについて触れた。ただし、このゲームは映画をそのままゲーム化するものではない。ゲームは、若きボンドを描くオリジナルストーリーとなる。同氏は将来的にゲームが三部作になることを望んでいるそうだ。また、重要なのは「新しいボンド」であることだという。ゲーマーのために一から作ったボンドになり、ゲーマーのための若いボンドになるそうだ。ゲーマーが自分のものだと思えて、一緒に成長できるボンドになるという。 「Project 007」は2020年にティーザートレーラーが公開されていたが、長らく続報が途絶えている。2021年には歴代のボンド俳優をベースにしていないこと、三部作になることなどがインタビューで語られていた。ゲームがオリジナルストーリーになることもわかっていたが、今回あらためてIO Interactiveのボスからゲームの内容が語られたことになる。 ゲームの詳細はまもなく（soon）発表できるようになるそうで、準備が整えば発表されるという。ただし、この情報はちょっとしたティーザーになる予定で、多くの情報にはならない模様。それでも、素晴らしいものが多く用意されているとのことだ。タイミングを考えると、情報の発表はThe Game Awards 2024になるかもしれない。The Game Awards 2024は日本時間12月13日に開催される。