石川県産食材を使用した応援メニューを提供 三重県庁食堂で「石川×三重 能登応援フェア」開催
三重県は14日、能登半島地震の復興支援のため「石川×三重 能登応援フェア」を開催すると発表しました。5月22日から6月26日までの毎週水曜日に、県庁の食堂で石川県産の食材を使用した応援メニューが提供されます。 使用される主な食材は、石川県産のカレイ、かまぼこ、いしる(魚醤)、サワラ、イワシ。これらに三重県産の食材を組み合わせた「石川県産カレイの干物定食」「石川県産さわらの炊き込みごはん カニカマ天うどんセット」など、6種類のメニューを週替わりで提供。 県の担当者によると、被災地の食材を食べて応援する取り組みができないかと、震災後から検討を進めていて、石川県庁に支援が必要な食材について聞き取りを行い、県庁食堂を運営する魚国総本社と相談しながらメニューを開発したということです。
県はこれまで能登半島地震の復興支援として、東京・日本橋にあるアンテナショップ「三重テラス」で石川県の県産品観光PRや、輪島塗など特産品の展示販売を実施してきましたが、石川県産食材を使用した料理を提供するのは今回が初めて。 こうした県の取り組みについて、一見知事は13日の定例会見で「石川県はまだ復旧道半ばで、水道も完全に復旧したとは言いがたい状況。こうした取り組みを通じて、被災地を勇気づけていきたい」と述べています。 フェア初日の22日には、一見知事による応援メニューの試食が行われる予定です。