今年1年の世相を言葉で切り取る、『現代用語の基礎知識』選 2023 ユーキャン新語・流行語大賞の年間大賞とトップテンが、1日の午後2時に発表され、『選考委員特別賞』に、お笑いタレント・とにかく明るい安村さん（41）の持ちネタ『I'm wearing pants!（アイム・ウェアリング・パンツ）』が選ばれました。 【画像】とにかく明るい安村、とにかく美しく変身　ボディー保つための秘けつ明かす

■2015年には新語・流行語トップ10入り

安村さんは、2015年にも日本語バージョンとなる『安心して下さい、穿いてますよ。』で新語・流行語トップ10入りを果たし、2度目のノミネートが話題になっていました。 授賞式を欠席し、ビデオメッセージを寄せた安村さんは「2015年に続いて、2回目の流行語大賞ノミネートということで、とてもうれしく思っています。ネタの内容は一つも進化していません。でも受賞しました、ありがとうございます」と喜びを語りました。

■受賞理由は「ジンクスを見事に打ち払ってくれた」

選考委員特別賞受賞の理由について「2015年年末、あなたは『安心してください、穿いてますよ』で受賞し、はちきれんばかりにとにかく明るく授賞式へおいでくださいました」と振り返り「“新語・流行語大賞を受賞した芸人はその後、人気が続かない”というジンクスを見事に打ち払ってくれた『とにかく』の素晴らしいチャレンジに敬意を表し、今後のさらなる活躍を期待、次のご登壇をお待ちしています。I'm wearing pants!」と解説されています。 選考委員特別賞は、新語にも流行語にも属さず、どうしても残したい言葉に対して贈られる賞。選考委員の、金田一秀穂さん（杏林大学教授）、辛酸なめ子さん（漫画家・コラムニスト）、パトリック・ハーランさん（お笑い芸人）、室井滋さん（俳優・エッセイスト・富山県立高志の国文学館館長）、やくみつるさん（漫画家）、大塚陽子さん（「現代用語の基礎知識」編集長）が選出しています。