(写真：Getty Images)

アストン・ビラは3日、プレミアリーグ第23節でシェフィールド・ユナイテッドと対戦し5-0で快勝した。 公式戦3試合勝利のない5位アストン・ビラ(勝ち点43)が、最下位に沈むブレイズ(勝ち点10)のホームに乗り込んだ一戦。 アストン・ビラは立ち上がりの12分、ウグラス・ルイスのスルーパスに抜け出したワトキンスが飛び出したGKの上を狙ったチップキックでゴールに迫ると、左ポストに弾かれたこぼれ球をマッギンがゴールに流し込んだ。 幸先良く先制したアストン・ビラは、17分にもドウグラス・ルイスのロングスルーパスに反応したワトキンスがボックス内まで切り込み、冷静にゴールネットを揺らす。さらに20分には、バイタエルエリアでパスを受けたバイリーがボックス中央右まで切り込み、コントロールショットをゴール左に突き刺した。 攻撃の手を緩めないアストン・ビラは30分、左CKのこぼれ球を拾ったティーレマンスがボックス中央右から右足一閃。クロスバーの内側を叩いたシュートがそのままゴールネットを揺らした。 4点リードで前半を終えたアストン・ビラは、後半開始早々の47分にもネットを揺らす。ティーレマンスの浮かせたパスが相手DFのトラップミスを誘うと、プレスをかけたバイリーがボックス右深くで粘り、こぼれ球をワトキンスがクロス。これをファーサイドのアレックス・モレノが左足ボレーシュートをゴールに突き刺した。 その後は膠着状態が続く中、アストン・ビラは77分にピンチ。左CKの二次攻撃からハメルのクロスをアフメドジッチがボレーシュート。さらにGKマルティネスの弾いたボールにロビンソンが詰めたが、これもGKマルティネスがファインセーブした。 さらに試合終了間際の91分には、ハメルのFKをボックス左に抜け出したJ・ロビンソンが頭で折り返すと、ゴール前のヴィニシウス・ソウザにジャンピングボレーを決められたが、これはVARの末にJ・ロビンソンがオフサイドと判定され、難を逃れた。 結局、試合はそのまま5-0でタイムアップ。最下位相手にゴールラッシュを見せたアストン・ビラが公式戦4試合ぶりの白星を飾った。