オスカー本命女優のエマ・ストーン、英国アカデミー賞を授賞 スピーチで母への感謝を語る
現地時間2月18日(日)に英国アカデミー賞授賞式が開催された。間もなく日本でも公開される『オッペンハイマー』が作品賞や監督賞、主演男優賞など7つの賞に輝いた。また主演女優賞にはヨルゴス・ランティモス監督の『哀れなるものたち』でヌードシーンも辞さない熱演を見せたエマ・ストーンが授賞した。 【写真】エマ・ストーンほか、辰年生まれの海外セレブ総まとめ
エマは授賞スピーチの中で自分の母への感謝の気持ちを激白。「もうこんな機会は2度とないと思うから念のために言っておきたい」と前置きしたエマ。「母に心から感謝したい。彼女は私が知っている人の中で最高の人。それに毎日私に勇気を与えてくれる。母が私に、こんなことをしてもいいんだっておかしな考えを信じさせてくれた」。『哀れなるものたち』というユニークな映画でベラという強烈なキャラクターを演じる裏には母の励ましがあったことを語った。
「これ以上ないほど感謝している。私の人生も含めて、彼女がいなかったら何もかもが存在しない。だから本当にありがとう」。いつもはどちらかというと豪快でユーモアたっぷりのエマだけれど、このスピーチでは涙ぐむシーンもあった。 エマはすでにゴールデン・グローブ賞とクリティクス・チョイス・アワード(放送映画批評家協会賞)で主演女優賞を授賞。アカデミー賞でも本命と目されている。オスカーを手にすることができるのか、現地時間3月10日(日)の授賞式を楽しみにしたい。