健康保険証の存続を マイナ保険証トラブル報告会
九州朝日放送
健康保険証のマイナンバーカードへの一体化について、31日、福岡県の医療関係者の団体が現在の健康保険証を存続し併用の形を望むと訴えました。 福岡県保険医協会などによりますと、今年8月に実施した会員の医療関係者を対象としたアンケートで、マイナ保険証の受付システムを使用したおよそ7割の医療機関で文字化けなどのトラブルが発生したとしています。 福岡市で開かれたアンケート結果の報告会で、福岡県歯科保健医協会の杉山正隆副会長は「マイナ保険証に一本化する政府の方針は、医療現場に非常に混乱をもたらしています」と話しました。 そして、システムトラブルが発生しても現在の保険証があれば、改めて確認する事ができるため、12月3日以降も現在の保険証の発行を続けていく必要性を訴えました。 アンケートでは会員の7割以上が「保険証は残すべき」と回答したとしています。
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