「自滅だよね。パスも雑」城彰二が森保Jのビルドアップ時の問題点を指摘!スローインで気になったのは...【アジア杯】
「絶対に下げる。後ろから見る」
元日本代表FW城彰二氏が1月25日、自身のYouTubeチャンネルに最新コンテンツを投稿。森保ジャパンのインドネシア戦を振り返った。 【動画】「ミスが多すぎる」城彰二がインドネシア戦を解説! 24日に行なわれたアジアカップのグループステージ最終節で、日本代表はインドネシア代表に3-1で勝利。D組2位で決勝トーナメント進出を決めた。 FIFAランキングで17位の日本に対し、インドネシアは146位。格下相手に危なげなく勝ったものの、城氏は出来の悪さが気になったという。 「自滅だよね。ビルドアップでディフェンスラインからパスをつなぐ時も、パスしてコントロールしてのリズムだけ。幅を使うんだけど、縦パスが入らないから、スイッチが入らないし、パスも雑。ちょっと狂ってきている」 そして、「(パスの受け手が)みんな止まっていて、足もとでもらいたがる。全体的に流動して走れていない。ディフェンスラインから、出しどころがなかなか見つからない」と解説。こう続けた。 「疲れもあるのか、暑さもあると思うけど、ミスが多すぎる。あれだけミスすると、なかなか上手くいかない。キレのある選手が少なかった」 また、スローイン時の“方向”も指摘する。 「絶対に下げる。まず、後ろから見る。モチベーションやコンディションの問題もあるのかもしれない。点を取りに行くには、まず前を向かないといけないけど、いきなり後ろを見ちゃう。セーフティにつなごうという意識が強い。もう少しアグレッシブに行ってもいい」 今後は「決勝まで行かなきゃいけない」として、「日本の運動量が落ちている感じがする、もっともっと増やしていかないと、難しい試合になる可能性は高い」と懸念を示す。そのうえで「しっかり勝ち上がってほしい」と期待した。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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