倉敷商、630人の「笑」顔 活躍願う人文字 /岡山
<センバツ2020> 3月19日に阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で開幕する第92回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)への出場を記念し、倉敷商(倉敷市白楽町)で25日、毎日新聞社のヘリコプターによる人文字の撮影があった。1、2年の全生徒約630人が「笑」の文字を作り、大会でのチームの活躍を願った。 【動画】センバツ出場校、秋季大会熱闘の軌跡 生徒会の役員らで話し合い、甲子園では笑顔のプレーや応援を見せようと「笑」を選んだ。竹かんむりの部分は同校のシンボルマークと応援メガホンをイメージしたデザインとした。 生徒たちは撮影前に体育館で配列などを確認し、グラウンドへ。複雑なデザインだったが、教諭らの指示に従って見事に文字を浮かび上がらせた。ヘリに向かって手を振るなどして無事撮影を終えた。 生徒会長で野球部員でもある角南(すなみ)堅太郎さん(2年)は「生徒みんなが一つになって取り組んでくれた。野球部として期待に応えられるよう頑張りたい」と話した。【安達一正】