「角川シネマコレクション」にて黒沢清監督作『蛇の道』、『回路』の本編プレミア公開決定！

1998年に公開された同タイトルの自作を、舞台をフランスに移しセルフリメイクした黒沢清監督作『蛇の道』(6月14日公開)。このたび、本作の劇場公開を記念しYouTubeチャンネル「角川シネマコレクション」にて『蛇の道(1998)』(98)、『回路』(01)の本編がプレミア公開されることが決定した。 【写真を見る】『蛇の道』劇場公開を記念し、黒沢清監督作2本が「角川シネマコレクション」に登場 監督の黒沢自ら「最高傑作ができたかもしれない」と公言するほどのクオリティで放つリベンジ・サスペンスの完全版となる本作。愛娘をなに者かに殺されたアルベール・バシュレ(ダミアン・ボナール)は、パリで働く日本人の心療内科医、新島小夜子(柴咲コウ)の協力のもと犯人探しに没頭し、復讐心を募らせていく。だが、事件に絡む元財団の関係者たちを拉致監禁し、彼らから重要な情報を手に入れたアルベールの前に、やがて思いもよらぬ恐ろしい真実が立ち上がる。 本作の劇場公開を記念し、1998年に公開された『蛇の道(1998)』、2001年公開の『回路』の2本がYouTubeチャンネル「角川シネマコレクション」の"本編プレミア公開企画"に登場する。5月24日(金)には、本作のオリジナル版となる『蛇の道(1998)』が公開。娘を殺害され復讐に燃える男と、手を貸す謎の男による復讐劇を哀川翔、香川照之共演で描くサスペンスドラマとなっており、人間の“醜”を浮き彫りにし、観る者の心を激しく揺さぶる。同時に黒沢監督のスペシャルインタビューも公開予定となっている。また6月7日(金)には、加藤晴彦、麻生久美子、小雪、役所広司ら豪華俳優陣が出演する、想像を越える恐怖のネットスリラー『回路』を公開する。 黒沢監督が過去に発表した名作を楽しみながら、本作の公開に備えよう！ 文/サンクレイオ翼