「フリーレン様、大喜利はやめてください」 『葬送のフリーレン』公式Xのネタ投稿が話題に
「SNSマーケティング」はいまや当たり前になった。基本的にはオフィシャルの告知事項を投稿するものとして使われるが、時に「公式の投稿」それ自体がコンテンツとして楽しめるようなクリエイティビティあふれた運用も目にする。 【写真】粗相のフリーレン「フリーレン様、落ち着いてください」 いわゆる「公式のネタ投稿」はその一つだ。 そして「ネタ投稿」によって近年のタイムラインをざわつかせているのが『葬送のフリーレン』公式X(旧Twitter)アカウントである。たとえば「同僚のフリーレン」など、「葬送」をもじった「〇〇のフリーレン」という形で公式アカウントが大喜利ネタ投稿をおこなっている。 今回は連日「大喜利ネタ」に勤しんでいるフリーレン様の新たな旅路を辿ってみようと思う。
「マッドハウスのフリーレン」:すべてはマッドハウスから始まった
現在観測できる限り最も古い大喜利投稿が、「マッドハウスのフリーレン」である。アニメ『葬送のフリーレン』の制作会社であるスタジオ・マッドハウスの社内にフリーレンのぬいぐるみが映し出されている。 恐らくここで味をしめたのか、フリーレンの新たな冒険が幕を開けてしまった。
労働のフリーレン:そして伝説へ
ついに「葬送」がもじられはじめた。ミミックに座った(?)フリーレンがパソコンの前に映し出されている。 「ミミックに食べられるフリーレン」というシチュエーションは以前までも度々ネタにされており、その一環でこのような大喜利が誕生したのだろう。原点にして頂点、秀逸なネーミングである。 また同日にはコピー機にぬいぐるみを乗せて「コピーレン」、オフィスチェアに座らせて「同僚のフリーレン」、“断頭台のアウラ”にブラック労働をさせて「残業代のアウラ」など立て続けに大喜利をかまし、明らかにこの日から大喜利がウケることを公式が確信したことが伺える。
早朝のフリーレン:フリーレン様、労基法は守ってください
デスクチェアに座った「早朝」7時4分のフリーレン。前日の最終投稿時刻が21時29分だったことから、実はフリーレンがブラック労働を強いられているのではないかと噂された。