アンソニー・ジョシュア vs フランシス・ガヌー:AJはタイソン・フューリーを超える?自ら語る | ボクシング
日本時間3月9日、アンソニー・ジョシュアとフランシス・ガヌーの対戦が決定した。ジョシュアはフューリーをパフォーマンスで上回れるだろうか。
3月9日、アンソニー・ジョシュアはフランシス・ガヌーとボクシングのリングで対峙する2人目のボクサーとなる。 昨年10月、UFCヘビー級王者のガヌーは現WBC王者タイソン・フューリーとの一戦でダウンを奪った上にフルラウンドを戦い抜き、ボクシング界に強烈な印象を残した。その試合は、間違いなくスポーツ史に刻まれるデビュー戦だろう。 圧倒的なボクシング経験の差から早期決着が予想されていただけに、ガヌーの株は急上昇。次戦で2度ヘビー級統一王者に輝いた実績のあるジョシュアと対戦するのも自然なことだ。 これまでリングで直接ぶつかることはなかったが、ジョシュアとフューリーの間には間違いなくライバル意識がある。ジョシュアがガヌーを相手にどのようなパフォーマンスを見せるかによって、その関係はさらなる議論を呼ぶことだろう。 3月の対戦で「AJ」はフューリーのガヌーに対するパフォーマンスを上回ろうとするのだろうか? 「正直言うと、そんなことは微塵も思ってないよ」ジョシュアはDAZNのインタビューで答えた。フューリーを出し抜くことが現在のモチベーションになっているか、問われたときのことだ。 もちろん、上回りたくないと思っているわけではないだろう。だが、フューリーとジョシュアに共通する対戦相手である、ディリアン・ホワイト、ウラジミール・クリチコ、ケビン・ジョンソン、オト・ヴァリンらがほぼ同じ末路を辿ったことを指摘した。 「間違いなく、相手を打ち倒すのが好きだ」とジョシュア。「フューリーと共通の相手を振り返ってみれば、私がその相手をノックアウトかTKOで下している。どの相手もだ」 「だからガヌーとの試合も、やるべきことをやるだけだね。そもそも私がフューリーと張り合っていたなんてことはないけれど、事実やデータの話をするなら、共通の対戦相手に対しては、顔面を砕くか、ノックアウトする結果にしてきた。今回も楽しみにしていてほしい」
Rudi Schuller