Jリーグ入りもある? 来夏フリーとなる海外日本人選手(7)やや伸び悩み? 2部で戦う元日本代表アタッカー
今季限りで契約満了を迎える選手、すなわち来夏“フリー”になる選手たちは移籍金を必要とせずにチームに迎え入れることが可能なため、移籍市場の大きなターゲットとなる。今回は、今季限りで契約満了を迎える予定の海外日本人選手をピックアップした。(市場価値、契約満了日は『transfermarkt』を参照)
FW:伊藤達哉(マクデブルク/ドイツ) 生年月日:1997年6月26日(26歳) 契約満了:2024年6月30日 市場価値:70万ユーロ(約9800万円) 23/24シーズン成績:14試合0ゴール1アシスト 柏レイソル下部組織出身の伊藤達哉はJリーグを経験することなく、2014年にハンブルガーSV(ドイツ)への移籍を果たした。その後シント=トロイデン(ベルギー)へ移り、昨年冬にはドイツ2部のマクデブルクへローン移籍で加入している。 マクデブルクでは主にジョーカーとして後半から起用されることが多く、昨季のリーグ戦1試合当たりの平均出場数は37分。そのような状況でも5ゴール5アシストをマークしており、ドリブルを始めとする自身の強みを発揮することができていた。その活躍もあり、今年6月には同クラブへ完全移籍することが発表されている。 2018年に招集されて以降日本代表から遠ざかっている同選手だが、クラブで十分なプレータイムさえ得られれば久しぶりの代表招集も不思議ではない。26歳となった今が、サッカー選手として今後のキャリアに影響する重要な時期だ。来夏クラブとの契約が満了することを考えると、契約を延長せず、新たな活躍の場を探すかもしれない。
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