福岡県立水産高校の生徒が長期マグロ実習から帰港
九州朝日放送
福岡県立水産高校の生徒たちがおよそ2カ月にわたるマグロ漁の実習を終え福岡に帰ってきました。 12日午前、福岡市中央卸売市場に続々と水揚げされていくおよそ11トンものマグロ。福岡県立水産高校などの生徒たちがハワイ沖などで捕獲してきたものです。 今年9月、緊張の面持ちで船へと乗り込んでいく生徒たち。保護者たちに見送られながら実習が始まりました。 そして12日、55日間の実習を終え52人の生徒たちはたくましい顔をして福岡に戻ってきました。 この実習である”苦手”を克服した生徒が。います。「あんまり魚が好きじゃないんですけど、ちょっとは克服できました」と話す福岡県立水産高校2年の花田幸輝さんです。 花田さんの将来の夢は海上保安官。実習では船の操縦なども学びました。 そして54日ぶりの家族との再会です。「めっちゃ嬉しいです。2か月間くらい会えなかったんで。」と話す花田さん。 お母さんは、花田さんの海上保安官の夢について「小学生のころからずっと言ってて、一歩手前まで足を踏み入れたかな。頼もしく」なりました」とうれしそうに話しました。 そして花田さんは「いろんな人を助けられる海上保安官になります。」と決意を新たにしていました。
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