「選手達はまだ若いから時間が必要」ドログバ氏、古巣チェルシー復権のため辛抱を要求
「フットボールには時間がないが……」
かつてチェルシーなどで輝かしいキャリアを築いた元コートジボワール代表FWディディエ・ドログバ氏が不振の古巣について言及した。 英『Sky Sports』によると、チェルシーのレジェンドの一人であるドログバ氏は、引退した現在でも古巣を応援しているようで、不調が続く古巣について尋ねられると以下のようにコメントを残した。 「クラブは今苦しい時期が続いているけど、彼らには私のサポートと信頼がある。なぜならチェルシーは依然としてチェルシーだからだ。今の若い選手たちがチェルシーにやってきたのは、我々がレガシーを築いたからであり、彼らはこのレガシーの一部になりたい、そしてこのレガシーを残したいと思っているはずだ」 「残念ながらフットボールには時間がないが、それでも選手達はまだ若いから時間が必要だ。私がチェルシーに加入したとき、選手の中心メンバーは24~27歳だったことを覚えておいてほしい。私たちはすでに試合への準備ができていた。でも、彼らはまだ学んでいる最中で、まだ22~24歳と若い」 「だから選手達には時間を与えるべきだ。そして彼らがクラブとしてピークに達したとき、誰もが『これが新世代のチェルシーだ』と思うだろう。これは時間の問題だ。私はクラブのビジョンに期待しているよ」 このようにクラブのレジェンドは、チェルシー復権には辛抱が必要だが、これは時間の問題と主張。批判が集まるマウリシオ・ポチェッティーノ監督に対しても「ポチェッティーノがプレミアリーグで成し遂げたことは誰もが知っているだろう。彼はプレミアリーグをよく知っているし、可能な限り最善の仕事をしていると思う」とチェルシー復権に期待するコメントを残している。 チェルシーはクラブのレジェンドの期待に応えることができるのだろうか。プレミアリーグ屈指のビッグクラブの復権に期待したい。
構成/ザ・ワールド編集部