総社署時代も盗みか 起訴の岡山南署員、民家から金品
住人が死亡した民家から通帳などを持ち去ったとして、占有離脱物横領罪などに問われている岡山南署巡査長の被告(32)=広島県福山市、起訴休職中=が、以前勤務していた岡山県警総社署時代を含め民家2軒から金品を盗んでいた疑いがあることが26日、関係者への取材で分かった。 関係者によると、被告は総社署勤務時代に変死事案として扱った民家から現金などを盗んでいたとみられるという。岡山南署勤務時代に岡山市内の別の民家で犯行に及んだ疑いも浮上している。 被告は岡山南署で証拠品の現金約320万円が紛失した事件で、うち20万円を盗んだとして逮捕、起訴されている。岡山地検は26日、同署の保管庫から279万6千円を盗んだとして窃盗罪で追起訴した。